離職防止・定着率向上研修
入社3年目までの若手社員の離職ストップ!
期待していた若手スタッフからの「退職届」。またかと、ため息。こんなご経験ありませんか?
採用活動期間の長い会社では、1年半以上前から準備を進め10月に内定式。
ずらりと並んだ新卒採用者に対して、希望と期待を抱いていたはずなのに…
気がつけば目の前に退職届。
中には、
「この子は将来の幹部候補生かもしれない!」
「この子を自分の後継として徹底的に鍛えていきたい」
と感じさせられた、そんな社員からの退職届には、言葉もありませんね。
ある企業の調査によると、
新卒採用の場合、年間の採用費の総額は約692万円、一人当たりの採用コストは約55万円という調査結果が出ています。
採用コストだけで、これだけです。新人研修などの目に見えるコスト、そして先輩社員からのフォローアップなどによる生産性ダウンによる逸失利益まで入れると…あまり直視したくない数字になるかもしれません。
厚生労働省が2015年に「新規学卒者の3年以内の離職率」を発表しました。
大卒入社の場合、3年以内の離職率は32.3%ですが、実は そのうちの4割を占める13.1%は1年以内に離職しているという結果が出ています。高卒入社では約半数が3年以内に離職しています。
3年以内で辞めた人が選んだ割合が多い退職理由は、仕事が自分に合わないという理由から、賃金、労働条件、人間関係という理由が上位を占めます。「どうも自分の能力や技術が会社の仕事内容と合わないようだ」という勝手な決めつけから「辞めるしかない」と、思いつめてしまいます。
入社後3年経った新卒社員が各業界でどのくらいの割合で辞めたかという数字をご覧ください。
平成28年3月時点での満3年経った新卒社員離職率割合(平成25年3月卒)
-
宿泊業、飲食サービス業 50.5%
-
生活関連サービス業、娯楽業 47.9%
-
教育、学習支援業 47.3%
-
医療、福祉 38.4%
-
小売業 37.5%
-
サービス業(他に分類されないもの) 36.4%
-
繊維工業 36.3%
-
不動産業、物品賃貸業 35.9%
-
学術研究、専門・技術サービス業 32.2%
-
木材・木製品、家具・装備品製造業 30.5%
-
建設業 30.4%
-
食料品製造業 30.3%
-
卸売業 28.5%
-
パルプ・紙・紙加工品製造、印刷・同関連業 27.3%
-
運輸業、郵便業 26.0%
以上より、宿泊業、飲食サービス業では約半数が3年以内に辞めてしまいます。
多額の採用費や教育費をかけたのに2人に1人が辞めてしまっているのが現状です。
このまま放置しますか?仕方がないと諦めますか?
諦めたくはない。
けれど,どうしていいかはわからないといった、弊社のクライアントである採用担当者様からのリクエストにお応えして開発したのが、「若手定着率向上研修」です。
「若手定着率向上研修」では、短期間で辞めることのデメリットをプロとしてきちんとお伝えします。
デメリット1: 収入減というリスク(転職がうまくいかなければ長期間収入無)
デメリット2: 再就職する際のイメージダウン(また辞めるのではないかと思われる)
デメリット3: 離職の繰り返し(自分の軸がないから何をしても続かない)
総務省労働局の調査によると、年間の転職者数は約300万人。1日に1万人が転職しているのです。
転職理由のほとんどが、仕事内容に不満があるか、人間関係に不満があるかです。
では、自分は何がしたいのか。どんな仕事なら不満はないのか。どんな職場環境であれば働き続けられるのかを考えてもらいます。
そして、今の職場の魅力、働き甲斐、学び、成長についてのワークも取り入れます。
研修を実施した担当者様からこのようなコメントをいただいております。
「高校生の採用を始めたが、この研修を導入したおかげで離職ゼロを維持しています」
「横のつながりができたようで、なんでも相談できる環境に変わりました」
研修を受けた若手社員からはこのようなコメントをいただきました。
「自分がどれだけ必要とされているのかがわかったので、もう少し仕事、続けてみようと思いました」
「働いたら時間がなく相談相手もいなかったのですが、同じような悩みを持つ同期と話せてスッキリしました」